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【備忘録 3】「押印」と「捺印」と「調印」の違い

  • 押印は「記名押印」の略で、自署以外の方法で氏名を記載、例えば印刷された名前やゴム印などを使って押された名前、代筆された名前、または、署名も記名もない箇所に印鑑を押すこと。

     

    捺印は「署名捺印」の略で、直筆の署名と共に印鑑を押すこと。署名とは手書きした直筆サインのことで、本人によって書かれたものだけが有効。筆跡鑑定で本人の証明ができる”本人の意思に基づいて作成された書面”という高い証拠能力を持つ。

     

    調印とは、捺印よりも重要な取り決めを交わすときに使う言葉で、国同士で条約を結ぶときや社長同士でビジネス協定を結ぶときなどに使う。

     

    ちなみに、押捺(おうなつ)とは、親指に朱肉や墨を付けて押す拇印(ぼいん)を指す。