【備忘録 2】「僧侶」「住職」「和尚さん」「お坊さん」の違い
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「僧侶(そうりょ)」
出家して仏門に入って修行をしている人。寺院で修業を積み、定められた厳しい戒律を守らなければならない。「お坊さん」は僧侶を指した親しみを込めた呼び方。
「和尚さん(おしょうさん)」
修行を積んで一人前と認められ、教えを説く僧侶。宗派によって読み方は異なる。禅宗や浄土宗は「おしょう」、真言宗などでは「わじょう」、天台宗では「おしょう」や「かしょう」。
「住職(じゅうしょく)」
自分のお寺に住み込んで、管理や維持運営なども行う僧侶。一般的には、和尚=住職となることが多いが、和尚がお寺に住み込みではない場合は住職とは言わない。基本的に、ひとつのお寺に一人だけで、住職に次ぐ地位の僧侶は「副住職」。
まとめ
僧侶 → 出家して仏門に入った人。
和尚 → 僧侶の中で一人前と認められ、教える立場の人。
住職 → 僧侶の職業。